有力馬2頭は黄色信号!?エリザベス女王杯2020穴馬込み注目馬4頭ピックアップ!~馬券予想に役立つ能力指数判定とPCI分析~

レース分析
いしわき
いしわき

今年は阪神で開催されるエリザベス女王杯

エリザベス女王杯のデータ予想記事書きました。

 

 

2020年11月15日日曜日に開催される第45回エリザベス女王杯(GⅠ)の能力指数およびPCI分析の結果をご紹介します。

能力指数判定から発見した恐らく印を打つであろう注目馬4頭も紹介していますので、ぜひ最後までお読み頂ければと思います。

このブログでは以下のスケジュールで南関競馬を中心に記事を配信しています。

 

中央G1開催週は、週の真ん中あたりで日曜日に開催される中央G1のデータ分析記事を配信します。

直近の予想成績は秋中央G1は4戦4勝です。

 

天皇賞秋2020予想・競馬指数~注目▲はブラストワンピース!勝つならこのタイミング!印馬全頭レーダー解説&買い目発表~
結果は馬連と3連単的中でした。2020年11月1日天皇賞2020のデータ分析予想の結果と買い目を紹介しています。本命はデータ評価オール1位のアーモンドアイ。ただしデータから見える危険性もあり。対抗○はダノンキングリー。注目の▲として凡走2戦後は必ず勝利1枠1番は必ず勝利ブラストワンピースを指名しています。レーダーチャート分析付きで印馬全頭徹底解説!
菊花賞2020予想・競馬指数~注目馬▲はリファールクロスが活きるガロアクリーク!妙味ありの印馬全頭解説&買い目発表~
結果は本命対抗で馬単的中でした。2020年10月25日菊花賞2020のデータ分析予想の結果と買い目を紹介しています。本命はデータ評価総合1位のコントレイル。対抗○にはデータ評価も良く勝負根性が光るアリストテレスを指名。注目の▲としてリファールクロスで距離適性克服を期待したいガロアクリークを挙げています。
秋華賞2020予想・競馬指数~注目馬▲はスピードの評価が高いマジックキャッスル!印馬全頭解説&買い目発表~
結果は馬連と馬単的中でした。2020年10月18日秋華賞2020のデータ分析予想の結果と買い目を紹介しています。本命はデータ評価総合1位のデアリングタクト。対抗○にはデータ評価も良く展開が向きそうなクラヴァシュドールを指名。注目の▲としてそのスピード能力に期待したいマジックキャッスルを挙げています。

 

過去10年の傾向は厳密に言えば通用しない、そして宝塚記念の傾向も細部までは合致しない可能性。

データ派にとっては何ともやりづらいレースではあります。

とはいってもデータには様々な切り口があります。

普段の分析記事では過去10年のレース傾向や同コース傾向中心に分類別で幅広く紹介していますが、今回はあえて趣向を変えてみたいと思います。

わたしが予想に最も活用している2つの指数、能力指数とPCIの解析中心に独自のアプローチでデータを紹介していきます。

 

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はじめに

普段は南関メインで予想をしているので、中には年に2回くらいしか開催されないコースなんかもあります。

そういったレースだとほとんど過去傾向というものは通用しませんので、実はわたしが予想に際して使用するデータは過去傾向より、この能力指数が割合としては大きいのです。

つまり今回はいつも以上に自分のファクターに寄せたデータを出す格好になります。

エリザベス女王杯 最大値 最小値 平均値
1着 125 113 118
2着 122 112 117
3着 126 109 116
4着 122 108 114
5着 116 109 113
6着 119 107 113
7着 118 106 112
8着 115 105 111
9着 114 106 110
10着 113 106 110
11着 114 106 109
12着 113 103 108
13着 112 102 107
14着 111 102 105
15着 111 98 104
16着 107 93 101
17着 107 96 101
18着 106 92 99

上に挙げた数値は過去10年エリザベス女王杯の全着順結果を指数で表しています。

よく、指数予想にありがちなのはこの馬は指数1位だから◎といった考え方で、みなさんも目にしたことはあると思いますし、わたしもそういう切り口で予想を紹介することは多々あります。

でも実際は指数1位だから必ず1着に来るわけではないですし、そもそも人によって同じ指数1位でもスコアが150くらいあったり、60くらいしかなかったり、指数予想は数字の大小に統一感がないと感じている方も多いと思います。

統一感がないのは人によって汎用的な指数計算式を使っている場合もあれば、独自計算式や独自補正をかけている場合もあるから、というのがその理由として挙げられます。

でも「この馬は指数1位でスコアが90もあるから負けない」と言われても何だかピンと来ないですよね。

だってスコア90で1位の指数もあれば10位くらいの指数もありますから。

そこで今回はまず過去10年の結果を指数化しました。

数字の大小はともかくとして、わたしがいつも使用している能力指数でエリザベス女王杯を勝つために必要な指数の最小値は113という数値になります。

なお、この指数は一般的なスピード指数の考え方がもちろんベースになっていますが、馬場状態や展開、その他諸々のデータも補正値として合成した多変量解析の結果になっています。

補足として1着より3着の最大値が大きいのは過去10年の3着馬に出遅れや何らかの不利があったからです(2012年の3着馬ピクシープリンセスが出遅れながらも3着に入っています)

 

エリザベス女王杯の能力指数

エリザベス女王杯 最大値 最小値 平均値
1着 125 113 118
2着 122 112 117
3着 126 109 116
4着 122 108 114
5着 116 109 113
6着 119 107 113
7着 118 106 112
8着 115 105 111
9着 114 106 110
10着 113 106 110
11着 114 106 109
12着 113 103 108
13着 112 102 107
14着 111 102 105
15着 111 98 104
16着 107 93 101
17着 107 96 101
18着 106 92 99
年度 着順 同レース 前走 2走前 3走前 3走平均 前走時能力値 前走 間隔
2019年 1着 114 134 137 121 131 下がり目 府中牝馬 中3週
2着 112 131 114 137 127 上がり目 府中牝馬 中3週
3着 112 122 107 112 114 上がり目 オークス 中24週
2018年 1着 120 129 119 133 127 上がり目 府中牝馬 中3週
2着 118 119 115 116 117 上がり目 府中牝馬 中3週
3着 114 122 計不 113 118 横ばい 札幌記念 中11週
2017年 1着 113 118 114 121 118 上がり目 秋華賞 中3週
2着 113 119 115 116 117 上がり目 府中牝馬 中3週
3着 113 125 119 133 126 上がり目 宝塚記念 中19週
2016年 1着 115 120 111 120 117 上がり目 府中牝馬 中3週
2着 115 108 103 101 104 上がり目 府中牝馬 中3週
3着 114 131 125 121 126 上がり目 VM 中25週
2015年 1着 116 124 109 115 116 上がり目 オールカマー 中6週
2着 116 128 119 126 124 上がり目 オールカマー 中6週
3着 116 126 124 113 121 上がり目 秋華賞 中3週
2014年 1着 119 115 121 115 117 下がり目 オールカマー 中6週
2着 119 129 114 112 118 上がり目 秋華賞 中3週
3着 118 121 122 115 120 下がり目 府中牝馬 中3週
2013年 1着 119 112 118 113 114 下がり目 秋華賞 中3週
2着 116 91 108 93 97 下がり目 鳴滝特別 中6週
3着 116 105 119 120 114 下がり目 府中牝馬 中3週
2012年 1着 125 124 119 113 118 上がり目 府中牝馬 中3週
2着 122 114 114 111 113 横ばい 秋華賞 中3週
3着 126 118 101 103 107 上がり目 1000万下 中1週
1着 最大値 最小値 平均値
前走 134 112 122
2走前 137 109 118
3走前 133 113 119
馬券内 最大値 最小値 平均値
前走 134 91 120
2走前 137 101 116
3走前 137 93 116
着順 平均値
1着 120
馬券内 118

過去10年エリザベス女王杯全着順別の能力指数を一覧にしています。

1着の指数最大値は125、指数最小値は113、そして平均値は118という結果になっています。

ただ、その下の表を見ていただくとわかると思いますが、もちろん前走も同じ数字をだしているわけではなくレースごとに能力指数には変動が見られます。

2番目の表は過去8年エリザベス女王杯3着までの能力指数、そしてその馬の3走前までの能力指数を表示しています(2010年2011年は外国馬が勝利しているので省いています)

近年の1着馬傾向は前走よりも能力指数を下げる傾向にありますが、馬券内という括りで見ると前走から一気に能力指数値を上げている馬もいますので、前走の能力指数値にも注目したいと考えています。

エリザベス女王杯過去8年1着馬は前走の能力指数最大値が134、最小値が112、平均値が122という結果になっているので、一旦この数値を頼りに出走予定馬の前走指数から条件に該当する馬を探していきます。

 

出走予定馬の近走能力指数

馬名

前走 2走前 3走前 3走平均 前走時能力値
ウインマイティー 102 112 107 107 下がり目
ウインマリリン 91 108 111 103 下がり目
ウラヌスチャーム 127 121 121 123 上がり目
エスポワール 118 106 120 114 上がり目
カーロバンビーナ 108 98 86 97 上がり目
サトノガーネット 119 113 114 115 上がり目
サムシングジャスト 119 124 115 119 下がり目
サラキア 127 119 102 116 上がり目
シャドウディーヴァ 121 126 89 112 下がり目
センテリュオ 116 114 111 114 上がり目
ソフトフルート 115 112 105 111 上がり目
ノームコア 125 128 131 128 下がり目
ミスニューヨーク 106 111 108 108 下がり目
ラヴズオンリーユー 115 105 124 114 上がり目
ラッキーライラック 118 99 131 116 上がり目
リアアメリア 98 116 107 107 下がり目
リュヌルージュ 112 108 108 109 上がり目
ロサグラウカ 108 105 102 105 上がり目

今回出走予定馬の近3走を同じように能力指数化しました。

過去8年1着馬の最小値と比較して上回っている場合には青字で記載しています。

前走の能力指数だけで見れば勝ち馬条件に該当する馬は12頭もいるんですが、近3走+平均値全てを1着馬の最小値と比較した場合、勝ち残るのはウラヌスチャームノームコアだけになります。

赤字については馬券内と範囲を広げた上でその最小値にも満たない能力指数を示しており、ウインマリリンの前走、そしてカーロバンビーナシャドウディーヴァの3走前がこれに該当します。

平均値以外をクリアしている馬で見ると2頭増えてサトノガーネットサムシングジャストも該当馬になります。

また、前走時能力値という項目は前走が2走前よりも能力指数を上げている場合には「上がり目」

能力指数を下げている場合には「下がり目」で変動がない場合には「横ばい」と記載していますが、エリザベス女王杯過去8年の能力指数表を見ていただくとわかりますが、「上り目」の馬が馬券内に入った割合が半数以上を占めています。

全体的に上がり目の割合が多く、また下がり目でも来る時は来るのでこれについてはさほど気にする必要はないと考えていますが、能力指数に赤字を出している中でなおかつ下がり目がついている馬は悪い意味で要注意だと思います。

 

前走能力指数順位

馬名

前走 2走前 3走前 3走平均
ウラヌスチャーム 127 121 121 123
サラキア 127 119 102 116
ノームコア 125 128 131 128
シャドウディーヴァ 121 126 89 112
サトノガーネット 119 113 114 115
サムシングジャスト 119 124 115 119
エスポワール 118 106 120 114
ラッキーライラック 118 99 131 116
センテリュオ 116 114 111 114
ソフトフルート 115 112 105 111
ラヴズオンリーユー 115 105 124 114
リュヌルージュ 112 108 108 109
カーロバンビーナ 108 98 86 97
ロサグラウカ 108 105 102 105
ミスニューヨーク 106 111 108 108
ウインマイティー 102 112 107 107
リアアメリア 98 116 107 107
ウインマリリン 91 108 111 103

前走能力指数の上位順で表示しています。

過去8年のデータを平均化するとエリザベス女王杯は前走よりも能力指数を3ポイントほど下げる傾向にあるので、その数字を引くと1着馬最小値に満たなくなる馬の数値は赤字で記載しています。

7頭がこれに該当し、ソフトフルートがギリギリのところで赤字を免れていますが、今年は3歳馬の好走というのは難しいかもしれませんね。

 

平均能力指数順位

馬名

前走 2走前 3走前 3走平均
ノームコア 125 128 131 128
ウラヌスチャーム 127 121 121 123
サムシングジャスト 119 124 115 119
サラキア 127 119 102 116
ラッキーライラック 118 99 131 116
サトノガーネット 119 113 114 115
エスポワール 118 106 120 114
ラヴズオンリーユー 115 105 124 114
センテリュオ 116 114 111 114
シャドウディーヴァ 121 126 89 112
ソフトフルート 115 112 105 111
リュヌルージュ 112 108 108 109
ミスニューヨーク 106 111 108 108
ウインマイティー 102 112 107 107
リアアメリア 98 116 107 107
ロサグラウカ 108 105 102 105
ウインマリリン 91 108 111 103
カーロバンビーナ 108 98 86 97

平均能力指数の上位順で表示しています。

過去8年1着馬の能力値平均が120、馬券内で見ると118、この条件を満たしている馬は青字の3頭しかいません。

 

能力指数解析による評価

馬名 能力指数
ウインマイティー ×
ウインマリリン ×
ウラヌスチャーム
エスポワール
カーロバンビーナ ×
サトノガーネット
サムシングジャスト
サラキア
シャドウディーヴァ
センテリュオ
ソフトフルート
ノームコア
ミスニューヨーク ×
ラヴズオンリーユー
ラッキーライラック
リアアメリア ×
リュヌルージュ ×
ロサグラウカ ×

以上の能力指数判定から現時点の取捨を4段階で表しました。

◎は大注目
○は注目
△は保留
×は消し

最終予想の結果とは異なる可能性もありますが、◎を打った2頭は確実に印を打つと思いますし○の2頭にも何らかの印を打つ可能性は高いでしょう。

そして×を打った7頭は今回消す可能性が高いです。

あとの馬は枠順発表後の最終分析で判断しますが最低でも3頭は追加で消すことになりますね。

もちろん最終予想ではこの能力指数以外の数値データも判断材料に加えているので加点材料があれば別ですが、特にそういったものがなければ平均値で下位につけた以下の4頭から3頭ほど消す可能性が高いです。

ラヴズオンリーユー
センテリュオ
シャドウディーヴァ
ソフトフルート

あくまでも机上論ですから目安になるかもわからない、と言ってしまえばそれまでですが、わたしはこの手法を毎回予想に取り入れてて秋の中央G1は一応4戦4勝ガミなしと結果も残しています。

現時点で△評価にした7頭はこの手法以外も使って切り分けていく必要はありますが、少なくともこの手法で確実に印を打ちそうな馬2頭と印を打ちそうな馬2頭、そして消す可能性が高い7頭を見つけることができました。

 

消し馬選定は置いておいて(こうやって消しても来る馬は来る可能性があるので)この分析結果のオススメポイントはやはり◎or○の穴っぽい馬でしょう。

ノームコアは分析前から軸候補なのでともかくとして、ウラヌスチャーム、サトノガーネット、サムシングジャストの3頭は想定オッズを見る限りでは人気薄ですから、穴として抑えておくと何か良いことがあるかもしれません。

 

PCI分析

年度 エリザベス女王杯 宝塚記念
2019年 58.7 50.6
2018年 54.9 44.8
2017年 56.1 48.6
2016年 57.0 44.3
2015年 49.4 52.9
2014年 53.8 52.2
2013年 56.4 41.3
2012年 52.2 47.2
2011年 42.5 45.5
2010年 49.7 45.3
過去10年平均 53.1 47.3

能力分析の次に行いたい指数分析はPCIを使ったペース分析です。

上記の表は過去10年のエリザベス女王杯RPCI(レースPCI)と宝塚記念RPCI(レースPCI)です。

過去10年の分類別PCIデータです。

PCIとはペースチェンジインデックスの略語で、ざっくり言えばそのレースのペースが「ハイ」「ミドル」「スロー」どれに該当するのかを走破時計と上り3F時計を使って算出する手法です。

なお、このPCI値は以下の計算式で算出しています。

PCI=Ave-3F÷上がり3Fタイム×100-50

Ave-3Fというのはレース全体のタイムから上がり3Fのタイムを引いたタイムを、その残りの距離で割って3F分に換算したもので、JRAのTargetでも使われている指標です。

このAve-3Fは以下の計算式で算出します。

Ave-3F=(走破タイム-上がり3Fタイム)×60÷(距離-600)

PCI値の見方は基本形だと大体このようになっています。

一定の基準にはなると思いますので、参考値としてご確認頂ければと思います。

PCI値 ペース
46未満 ハイペース
46~48 ややハイペース
48~52 ミドルペース
52~54 ややスローペース
54以上 スローペース

つまり、50前後の数値を平均ペースと定義してスローかハイかを区分けする指数なので、エリザベス女王杯の過去10年傾向はややスローペース、そして宝塚記念の過去10年傾向はややハイペースということになります。

では、阪神開催になるとペースは速くなるのかという点ですが…

結論としては速くなる可能性があります。

阪神競馬場芝2200m戦の過去100レースからRPCIを算出すると49.0という数値が出ます。

この数値はミドルペースに該当しますし、宝塚記念過去10年よりは緩やかな流れになりますがエリザベス女王杯過去10年のRPCIと比べるとだいぶ小さい数字になります。

もちろんG1以下のクラスが混ざっているデータなので流れがガラリと変わるG1に対しては一概に言えない結果にはなります。

ただ、前提としてクラスが上がれば上がるほどポジション争いが激化し前傾ラップになりやすく、バックストレッチでの緩みもなくなり淀みなく流れることを考慮すれば今回のエリザベス女王杯は例年の京都開催よりも速いペースになっても不思議ではありません。

 

分類別のPCI比較

分類 RPCI 1着PCI 馬券内PCI 馬券外PCI 1着誤差 馬券内誤差 馬券外誤差
エリザベス女王杯 53.1 60.3 59.4 57.4 -7.2 -6.3 -4.3
宝塚記念 47.3 52.8 52.3 49.4 -5.5 -5.1 -2.2
阪神2200m 49.0 54.8 54.4 51.2 -5.8 -5.4 -2.2

過去10年エリザベス女王杯、過去10年宝塚記念、そして阪神2200m過去100レースの分類別PCI比較です。

まず、数値が近しいのはやはり宝塚記念と阪神2200m100レース、これに対してエリザベス女王杯は明らかに傾向が違うと見て良いでしょう。

エリザベス女王杯の好走パターンはいわゆる「ドスロー」で後傾ラップの中で脚をためた馬の好走が目立つペース、宝塚記念&阪神2200mの傾向はミドル~ややスローペースが好走パターンになっています。

エリザベス女王杯がドスローの決着になるのは想像しやすく、平坦でヨーイドンの競馬が効きやすいコースですから末脚にかける馬が多いですし、キレるディープ産駒が好成績をあげるのも納得がいきます。

これが今年は阪神開催に変わるわけですが上のPCI値を見ていただいてもわかる通り、今年はペースもガラリと変わる可能性が高いでしょう。

あとは1着誤差や馬券内誤差を見れば通過順位やラップを見なくてもわかること、それはどの分類も差し馬が好走しているということです。

誤差がゼロに近ければ近いほど前目の馬が好走していることになる中で3分類全て-5より低い数値が出ています。

ただし、どちらも差しが好走しているといえども毛色の違いはあって、それは阪神2200mのほうが前傾ラップ、そして前目の馬が馬券外になっている割合が大きいということ、馬券外誤差の数字がエリザベス女王杯よりも宝塚&阪神のほうが0に近いことからこの傾向がわかります。

 

エリザベス女王杯の分類別PCI

エリザベス女王杯 RPCI 1着PCI 馬券内PCI 馬券外PCI 1着誤差 馬券内誤差 馬券外誤差
2019年 58.7 65.8 61.5 63.0 -7.1 -2.8 -4.4
2018年 54.9 60.2 57.8 57.1 -5.3 -2.9 -2.2
2017年 56.1 60.2 60.5 59.7 -4.1 -4.4 -3.5
2016年 57.0 62.6 61.3 59.3 -5.6 -4.3 -2.3
2015年 49.4 58.3 59.4 56.7 -8.9 -10.0 -7.2
2014年 53.8 61.0 61.3 58.8 -7.2 -7.5 -5.0
2013年 56.4 62.7 62.1 60.9 -6.3 -5.8 -4.5
2012年 52.2 55.3 55.8 51.3 -3.1 -3.6 0.9
2011年 42.5 58.5 56.7 53.8 -16.0 -14.3 -11.3
2010年 49.7 58.6 57.1 53.2 -8.9 -7.4 -3.5
過去10年平均 53.1 60.3 59.4 57.4 -7.2 -6.3 -4.3

 

宝塚記念の分類別PCI

宝塚記念 RPCI 1着PCI 馬券内PCI 馬券外PCI 1着誤差 馬券内誤差 馬券外誤差
2019年 50.6 51.8 50.8 49.4 -1.2 -0.3 1.2
2018年 44.8 50.3 50.8 47.1 -5.5 -6.0 -2.3
2017年 48.6 51.7 51.7 48.3 -3.1 -3.1 0.3
2016年 44.3 49.7 49.3 46.3 -5.4 -5.0 -2.0
2015年 52.9 57.3 58.7 57.0 -4.4 -5.8 -4.1
2014年 52.2 55.1 53.3 53.1 -2.9 -1.1 -0.9
2013年 41.3 54.4 52.6 50.4 -13.1 -11.3 -9.0
2012年 47.2 54.0 52.9 44.6 -6.8 -5.8 2.6
2011年 45.5 51.5 53.0 49.4 -6.0 -7.5 -3.9
2010年 45.3 51.8 50.3 49.0 -6.5 -4.9 -3.6
過去10年平均 47.3 52.8 52.3 49.4 -5.5 -5.1 -2.2

 

出走予定馬の阪神分類別PCI

馬名 PCI平均 1着平均 馬券内平均 馬券外平均
ウインマイティー 59.4 59.4 59.4 N/A
ウラヌスチャーム 59.8 N/A N/A 59.8
エスポワール 60.7 60.7 60.7 N/A
サトノガーネット 56.5 54.3 54.3 57.9
サムシングジャスト 58.4 N/A 53.6 63.2
サラキア 58.5 N/A 58.5 N/A
シャドウディーヴァ 54.5 N/A N/A 54.5
センテリュオ 55.9 60.6 56.4 55.2
ソフトフルート 55.1 N/A 53.3 56.9
ラヴズオンリーユー 53.9 56.5 53.9 N/A
ラッキーライラック 50.4 56.8 56.8 43.9
リュヌルージュ 52.0 54.8 51.6 54.1
リリーピュアハート 58.3 N/A 58.3 N/A
ロサグラウカ 49.9 N/A N/A 49.9

出走予定馬の阪神芝1800~2400mまでの戦績から分類別でPCI値をまとめました。

距離の幅がやや広いため、これそのままフィットするデータとは言い難いのですが注目したい点は能力指数分析でも高評価を得たサトノガーネットがペース相性も合う可能性を秘めていること。

阪神芝2200m戦の1着PCI平均54.8、或いは馬券内PCI平均54.4に最も近い数字を持っているので青字で記載しています。

また、リュヌルージュも1着PCI平均は阪神2200mの1着PCI平均値と完全一致したので青字で記載、対照的にラッキーライラックロサグラウカは宝塚記念の馬券外PCI平均と同じ50を切るPCI値のレースで苦戦傾向にあるので赤字にしています。

 

出走予定馬の芝1800m~分類別PCI

馬名 PCI平均 1着平均 馬券内平均 馬券外平均
ウインマイティー 55.8 57.7 57.5 52.5
ウインマリリン 53.0 53.2 54.5 50.1
ウラヌスチャーム 57.7 59.7 58.9 56.4
エスポワール 54.2 57.2 55.4 49.2
カーロバンビーナ 55.9 53.6 55.8 56.0
サトノガーネット 58.2 56.9 57.1 59.0
サムシングジャスト 56.2 55.9 53.9 58.0
サラキア 55.6 54.0 57.7 53.4
シャドウディーヴァ 56.5 58.0 59.4 53.6
センテリュオ 56.7 58.3 57.6 55.3
ソフトフルート 55.6 57.5 55.6 55.6
ノームコア 55.1 53.5 55.0 55.4
ミスニューヨーク 55.4 56.9 57.3 51.6
ラヴズオンリーユー 56.2 58.2 57.5 49.7
ラッキーライラック 54.5 61.3 56.1 49.0
リアアメリア 54.1 56.5 56.5 52.9
リュヌルージュ 53.7 53.6 54.1 53.0
リリーピュアハート 59.6 60.8 60.2 58.5
ロサグラウカ 56.7 60.3 59.5 55.1

競馬場のしぼりこみはなし、出走予定馬の芝1800~2400mまでの戦績から分類別でPCI値をまとめました。

距離の幅が広く競馬場もバラバラなのであくまでも参考値になりますが、宝塚記念or阪神2200mの好走ペースに近い好走ペースを持っている場合には青字で記載、宝塚記念の馬券外PCI平均値と同様に50を切るPCI値が馬券外PCI値になっている場合は赤字で記載しています。

何より気になるのは人気の一角になりそうな2頭、ラヴズオンリーユーとラッキーライラックは緩いぺーすのほうが好走傾向にあるということ。

2頭とも去年は馬券内に入っていますが、今年は阪神に開催場が変わることでペースが速くなれば案外な結果に終わる可能性もありそうですし、この2頭は能力指数分析でも△がついたので、思い切って評価を落とすのもアリかなと現状では思っています。

 

ラップデータ

レース 1F 2F 3F 4F 5F 6F 7F 8F 9F 10F 11F
エリザベス女王杯 12.5 11.1 12.5 12.5 12.2 12.6 12.6 11.9 11.6 11.7 11.7
宝塚記念 12.5 11.2 11.4 12.6 12.4 12.2 12.2 12.0 11.7 11.8 12.3
阪神2200m 12.6 11.3 11.8 12.9 12.8 12.5 12.5 12.1 11.8 11.7 12.2

エリザベス女王杯と宝塚記念の過去10年結果から良馬場開催のみを平均化した表グラフ、そして阪神2200m過去100レースから良馬場開催のみを平均化した表グラフを掲載しています。

ラップデータについては普段の分析記事だともっと掘り下げているんですが、今回はイレギュラーな開催ですしPCI分析の補足程度にデータ紹介します。

注目してほしい点は宝塚記念のグラフと阪神2200mのグラフはレースレベルの違いで高さは違うけど形は同じという点です。

つまり、このコースの基本形はこの形ということですから、今年のエリザベス女王杯も恐らくこのラップグラフに近い形でレースが進む可能性は高いでしょう。

そうなると明らかに従来のエリザベス女王杯とは異なるペース配分になります。

具体的には阪神2200mだと3Fまでペースが落ちないこと、すなわち前傾ラップということです。

6F目と7F目も京都のエリザベス女王杯と比べて緩みがないですから、後半は根性勝負のレースで上りもかかっています。

対照的に京都のエリザベス女王杯は明確なヨーイドンの上がり競馬で後傾ラップになっています。

同じエリザベス女王杯であっても競馬場が変わればレースそのものが変わる可能性、このグラフからも何となく見えてきませんか?

 

この記事のまとめ

エリザベス女王杯のデータ予想記事書きました。

 

集中と選択でコンパクトに記事を書くつもりが…結局は10,000字を超えてしまいました。

他にも不変なものとしてローテーションだったり、あとは阪神2200mの血統傾向だったり紹介できる情報を挙げればキリはないのですが、今回はあえて他所様があまり取り扱っていない2つのファクターに絞り、中でも能力指数からの馬選びにこだわってみました。

もちろん最終予想の結果には先に挙げたローテーションや血統、能力指数以外のデータ評価などこれ以外の要素も反映させます。

よって、この記事の分析とは異なる結論になる場合もあります。

ただ、ある程度は今回の能力指数判定ですでに白黒ついていて、最後にもう一度まとめるとこのようになります。

馬名 評価
ウインマイティー 無印
ウインマリリン 無印
ウラヌスチャーム 印打つ
エスポワール 打つかも
カーロバンビーナ 無印
サトノガーネット 印打つ
サムシングジャスト 印打つ
サラキア 打つかも
シャドウディーヴァ 打つかも
センテリュオ 打たないかも
ソフトフルート 打たないかも
ノームコア 重たい印打つ
ミスニューヨーク 無印
ラヴズオンリーユー 打たないかも
ラッキーライラック 打たないかも
リアアメリア 無印
リュヌルージュ 無印
ロサグラウカ 無印

最終予想で異なる点があるとすれば「打つかも」という馬と「打たないかも」という馬の振り分け程度になると想定しています。

今日時点の注目馬は4頭でノームコア、ウラヌスチャーム、サトノガーネット、サムシングジャストとなります。

サトノガーネットは能力指数判定でも及第点と言える結果だったこと、加えてPCIの相性も良さそうな点を評価しています。

ラヴズオンリーユーラッキーライラックを現時点でここまで低い評価にしているのは能力指数の判定結果に加えて、PCIの相性が低いことがその要因です。

そうは言っても2頭ともG1馬ですし、最悪は打たない可能性もありますけど、でも多分打つと思います。

本予想の分析はより細かく数字をみていくので、そうすると恐らく評価しないといけない加点材料も増えるはずなので、最低でもどちらかは1頭はそれなりの印になるとは考えています(ラヴズオンリーユーの評価は詳細分析によってグンと上がる可能性は秘めています)

ただ、この2頭に重たい印を打ったとしても、やはり今回は信頼しきれない部分もあるというのが正直な印象なので、いずれにせよ手広くカバーすることには間違いないと思います。

最終予想は明日18時以降にツイッターの参加企画で発表します(フォローもよろしくお願いします)

 

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